やましなぐらし ジモティの御用達オーナー座談会
インサイトハウスが運営する「京都やましなぐらし。」は、 山科での快適な暮らしをサポートする情報が満載のwebサイト。 そんな「京都やましなぐらし。」に掲載されている加盟店のみなさんに、 地域のために活動していることを報告していただきました!
参加してくれたのはこちらの方々
山科の魅力や、 好きなところは?
塚本さん:私は生まれが左京区で、山科に来たのは2006年からなんですが、すごくいい街だなと思います。
治田さん:三方を山に囲まれていますが、インフラはかなり整ってきていますよね。東の玄関口として期待できる街だなと思います。
日下部さん:便利ですよね。車さえあれば、ですけど。主人が山科なんですが、こんなに良いところはないって言っています(笑)。つながりも強くて、学生時代の友達といまだに遊んでますし。
インサイトハウス・戌亥:山科の人は一度外へ出ても、戻って来られる方が多いですよね。
飯田さん:僕は山科で生まれ育ってるんですが、イメージが悪いってよく言われますよね。ですから、少しでも暮らしやすい街にしたいという思いはあります。
胡内さん:でも最近山科は犯罪発生率が低くなってて、京都市内でも上から2番目くらいらしいですね。
インサイトハウス・太田:昔のイメージで治安が悪いと思われていますけど、住んでみるとそうでもないんですよね。
山科のために どのような活動を していますか?
治田さん:「CAZAN」という店名で、手づくりのバウムクーヘンを販売しています。今年で2年目になるのですが、山科駅のバルなど、地元のイベントに積極的に参加していこうかと。名古屋や横浜などのイベントにも参加する予定があるので、山科から日本全国、3年目には海外へと名を広めたいと思っています。
清水さん:「てっぱん食道しみず」という居酒屋をやっていますが、6年ほど前、最初に椥辻駅前へお店を移転したばかりの頃は、ご近所のみなさんがそれほど仲がよいわけではなくて。僕は人と人とをつなげるのが好きなので、声を掛け合ったりして。今はすごくお店同士で仲がいいですよ。
飯田さん:僕は消防設備士といいまして、火災報知器の点検や、消防署と連携して防災に関する仕事をしているんですが、消火器があれば大丈夫、と思っている方は多いと思うんです。でも、実際火事になると、パニックになったり、大げさかなと思ってしまったりして、上手く使えないことも多くて。消火で肝心なのは初期対応なので、そこは思い切って使ってください、と。点検の傍ら、そういうことをレクチャーさせてもらってます。
塚本さん:自宅で書道教室をしているんですが、小学校や幼稚園へ出張して子どもたちに書道の指導をしたりもしています。山科はよく要請をいただくので、書道に力を入れているんだな、と思います。特に幼稚園では、筆で遊んだりしちゃうかなと思ったんですが、汚すこともなくきちんと終わらせることができて、私も驚きました。
難波さん:夏休みや春休みなどに、親子の洗顔教室をしています。ニキビができると人目を気にしてつぶしちゃう子も多いんですけど、余計にひどくなって、それでまた心を閉ざすことにもつながってしまう。ちゃんとケアする方法を知っておけば、それほどひどくならないし、親に言いにくいことも気軽に相談できる場所があるということを知っておいて欲しいな、と思います。
日下部さん:介護保険の適用外にあたる部分の家事代行サービスをしているんですが、合わせてベビーシッターもしています。家で遊んだり、映画やカラオケに一緒に行ったり。最近は、遺品整理のご依頼も増えてきていますね。私自身、祖母が寝たきりだったことがこの仕事をはじめるきっかけにもなっているので、ケアマネージャーさんからの依頼は基本的に断らないという姿勢でやっています。夜勤もありますし、時間の調整がすごく大変なんですけなんですけね(笑)。
正岡さん:お豆腐屋さんやお菓子屋さんといった食品関係について、販路の開拓や新商品のアイデア出しなど、コンサルティング業務をしています。僕は子どもの貧困問題、虐待問題などに関心がありまして、地元の子ども食堂に定期的にお米の支給をしたり、用意ができるときは他の食材も持っていったりしています。今は7人に1人が貧困家庭と言われているので、それを山科から少しずつでも声をあげて、改善していけたらと思っています。
上村さん:学習塾をしているのですが、保育園やカフェ、「やましなじかん」という冊子を作ったりもしています。三姉妹でやっているのですが、自分たちに子どもができると、事業所内に保育園が必要だったり、子どもが食べに行けるカフェがあればいいなと思うようになったりして、そこからいろいろ始めました。保育士の免許も取りましたし。「やましなじかん」は、父が仕事一筋だったこともあって、働くなら地域のみなさんと楽しく仕事ができればという想いでやっています。
胡内さん:住宅リノベーションの会社をしているのですが、子どもがのびのび成長できる家づくりというスタンスでやっています。僕はずっと山科に住んでますけど、昔は田んぼとか友達の家にも勝手に入ったりして、もっと大らかな感じでしたよね。田んぼは入ったら怒られましたけど(笑)。今は車も多いし、家でゲームするしかなかったりするので、もっと子どもがのびのびと、落書きできるし汚してもOK、という住環境を作っていけたらと。男性は家のことに興味がなかったりしますが、家族のことなら関心はあるはずなんで、どんな家族にしていきたいかを、家づくりに置き換えてサポートしています。ものすごく時間はかかるんですけどね(笑)。
インサイトハウス・太田:「京都やましなぐらし。」をはじめて2年くらい経ちますが、みなさんにこうして集まっていただいて、山科について語っていただくことで、夢がひとつ叶ったな、と思いです。山科で暮らす人と働く人をつないでいくことで、山科以外の人も住んでみたいと思ってもらえるような街づくりができたらと思います。